「天⾺船プロジェクト2021/神田川」へ応援メッセージが届きました!
平井伸治さん
鳥取県知事
「東京ビエンナーレ2020/2021」のご盛会を心よりお祝い申し上げますとともに、「天馬船プロジェクト」実現のため日々ご尽力された皆様に感謝申し上げます。
神田駿河台の産院で生まれ、神田明神の氏子ととして外神田で育ち、かつての芳林小学校で学んだ私にとりまして、お茶の水から万世橋にいたる神田川は思い出の詰まった特別の場所であります。この度の「天馬船レース」で、鳥取県智頭町の「智頭杉」で製作された小船を走らすこととなりましたのは、まさに無上の喜びであり夢心地であります。
是非ともこうしたご縁を契機として、東京の皆様にも、「慶長杉」として江戸時代から日本屈指の卓越した杉産地である智頭町はじめ鳥取県産材をご活用賜り、コロナ禍で苦しむ林業・木材関係者を応援していただければ幸いです。また、今全国で最も新型コロナを抑え込んでいる自然豊かな鳥取県を、新型コロナが落ち着いた暁には是非ともご訪問くださいますよう、お願い申し上げます。
「神田川 祭りの中を流れけり」(久保田万太郎)
五輪をはじめ世界の賑わいの中心を成す東京と、緑豊かな山陰の源流地とが絆で結ばれることで、神田川の川面を覆う「見なれぬ景色」が、水辺を核としたコミュニティを再構築し、コロナ禍の先に広がるまだ見えぬ未来を拓きます。
結びに、本プロジェクトのご成功と関係各位のご健勝を、心からお祈り申し上げます。
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