「天馬船プロジェクト2021/神田川」の前身となる、富山県氷見市で開催したミニ天馬船プロジェクトの様子を紹介します!
天馬船プロジェクトは、2006年に富山県氷見市から始まったコミュニティ・アートプロジェクトです。

間伐材で制作されたミニ天馬船1000艘を、上流から下流に一斉に流し、水の流れだけでレースを行いました。
一回で約80万円の協賛金が集まり、半分は運営費、半分を天馬船の制作費の貯金として3回開催し、その資金から2007年に一艘目、2008年に二艘目の(ミニサイズではない)天馬船が完成しました。
二艘が完成したところで、「天馬船櫓こぎ大会」と二艘の天馬船を活用したタイムレースを行うイベントへと進化しました。


櫓で船を操縦する漁師のアイデンティティが伝承されるだけでなく、天馬船の遊覧体験が春の花見シーズンに毎年行われるなど、地域に定着するイベントとなりました。
さらに復元制作された大型の木造和船「テント船」は、SDGsの基本的な考え方を象徴する存在ともなっています。

そして本イベントは、氷見市で最初に開催したミニ天馬船プロジェクトをグレードアップして、東京の神田川を舞台に実施するものです!
皆様の参加をぜひお待ちしております!
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